toppeople[いま若手ギャラリストが生まれる理由/第一回 ZENSHI/三上善司]
いま若手ギャラリストが生まれる理由/第一回 ZENSHI/三上善司





第一回

ZENSHI/三上善司
(東京・清澄白河)

INTERVIEWER 藤田千彩
ギャラリー入口(外)

ギャラリーを開くことは流れだった




開いてみてどうか、なんて、まだ分かりません。



ギャラリーを開くことは流れだった


藤田
今回はギャラリーオープンおめでとうございます。
私と同年代の、30歳前後の人がとうとうギャラリーを起こす時代になったんだ!とうれしくなって、話を伺いに来ました。

三上
いえいえ。

藤田
早速ですが、三上さんと言えば、今年三月まで六本木コンプレックスの中にある、レントゲンヴェルケのスタッフとして働いてましたよね。
ずっとギャラリーで働きたいと思っていたのですか?


ギャラリー入口(内)
壁に掛かっているのはすべて多田友充の作品
三上
そうですね。
もともとビジネスに興味があり、アートっぽいものにも興味がありました。
音楽とか他のジャンルでも良かったのでしょうが、ファインアートが僕の中で「純粋なアート」と言う気がしたのです。
それで、ビジネスとアートを結びつけたら、「ギャラリー」と言う答えが出たのです。

藤田
レントゲンヴェルケは2年間でしたっけ?

三上
そうです。
別にレントゲンヴェルケじゃなくても、ギャラリーで働くことは長くても3年かな、と思って修行していました。

藤田
退職後、府中にあるLOOP HOLEというスペースで、展示の企画をしたり。

三上
たまたま、ですね。

藤田
それからこの清澄白河でのスペースをオープンさせて。

三上
これも自然の流れなんですよ。
ほんと不思議ですが。
 

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