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東亭順インタビュー


《Float》(2005)


《Float》(2005)


種から芽がでるとき

藤田
それから東京でたくさん展覧会をなさってますよね。

東亭
ロンドンでやったときの資料をあちこちに送ったら、いろいろなところで展示が出来たり、そこからまた次が展開していったりしたんです。


藤田
たとえば?

東亭
マキイマサルファインアーツでしたときに、東京画廊の方が見に来てくださったり。
資料を送って一年以上経ってからですけど、東京オペラシティギャラリーで個展をさせてもらったときは、見た人も多いですし、美術手帖にも載りました。


藤田
種まきって大切ですけど、東亭さんの芽ってすごい出方しますね。
そのあと私はアートコクーンの展示を見たんです。
空を描くこと自体、花鳥風月じゃないけど、これまでの絵画にもあった「御題」の一つなわけで、あえて「空を描く」というのがすごいと思いました。それに見せ方も、壁に貼っている平面というだけにとどまらないし。

東亭
場所によって、どうしようかなって考えてしまいます。東京オペラシティギャラリーのときから立体作品として絵画を見せるアイデアはあったり、窓に貼るという展示は阿佐ヶ谷の西瓜糖や用賀のart cocoonでやりました。








《Float》(2005)


《Float / circle》(2006)
直径180mm アクリル絵具、インクジェット、ニス、アクリル板
   
 
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