top\people[いま若手ギャラリストが生まれる理由/第三回 art space tetra/安部貴住]
いま若手ギャラリストが生まれる理由/第三回 art space tetra/安部貴住
左がテトラの安部貴住さん





第三回

art space tetra/安部 貴住
(福岡)

INTERVIEWER 池澤廣和

メンバーのモチベーションはそれぞれ違います




やってる以上、有名にならんと面白くない



メンバーのモチベーションはそれぞれ違います


池澤
今年の4月で、art space tetra(以下テトラ)がスタートして2周年ですね。
自分たちのスペースを持とうと思ったきっかけは何ですか?

安部
一人でうごめいていても、なかなか他の人から注目されるのは難しくて、集団でスペースをもつことに興味がありました。それで2年前にこの場所(福岡市営地下鉄中州川端駅から5分/福岡アジア美術館の近く)を見つけて、数人でこのスペースを立ち上げたんです。現在の運営メンバーは7人で、メンバー以外に10名のスタッフがいます。


古い洗濯機がバーカウンターに!

池澤
安部さんは作家としてやっていますけど、テトラはアーティスト・ラン・スペースとはちょっと違いますよね?


安部
そうですね、メンバーには音楽やってるやつがいたりデザイナーがいたり・・・。みんなそれぞれの得意分野があるからすごく助かるし、お互いを認め合ってモチベーションを高め合うことができます。最近は特に、運営するメンバーそれぞれの役割がはっきりしてきました。だんだん適材適所になって、メンバーの強度が上がってきたと思います。

池澤
テトラの活動を見ていると、各メンバーの個性が生きている印象がありますね。

安部
スペースを運営する上で、メンバーのモチベーションはそれぞれ違います。けどそこがテトラのいいところで、メンバーそれぞれが各自の表現をすることで、お互いにいい刺激になっています。テトラのミーティングでは、かなり激しく意見を言い合ったりします。



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