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鈴木奈緒インタビュー
あい・まい・美・MINE
Nao Suzuki Interview
ある日、携帯電話が鳴った。富士ゼロックス(株)が持っているギャラリースペース、アート・バイ・ゼロックスからだった。「3月4日から21日まで、個展をする鈴木奈緒さんについて文章を書いてくれませんか」と担当者は言った。インタビュー当日、初めて会う私に、鈴木はいろいろな話をしてくれた。写真というものをひとつの固定観念で持っていた私には新鮮な話ばかりを。なお、このインタビューは、アート・バイ・ゼロックスで配布するテキストのために行っている(もちろん許可を取って、ここに掲載する)。

Interviewer 藤田千彩
2008年1月29日
東京・六本木のアート・バイ・ゼロックスにて
鈴木奈緒さん


 
 
 
 
 
 
 
  このページの写真は全て(c)Nao Suzuki
写真が苦手で、写真を撮影する

藤田
鈴木さんは、ここでバイトされてるんですよね。

鈴木
そうです、ちょっとお茶でも飲みながら、作品ファイル見ててもらえますか?
(いったん部屋を出る)


鈴木
(部屋に戻ってくる)
どうですか?


藤田
いろんな種類がありますね・・・。

鈴木
私、だいたい何種類か、無意識に系統がありまして。
人を撮る時は、ホントは人嫌いなんじゃないの?って、よく言われるんですけど。


藤田
ほう。私もそう思いました。

鈴木
人を真正面に見れないんです。
カメラを向けられたときに、私自身も苦手なので。


藤田
でも人は撮るんですね?

鈴木
ああ、撮ります。
好きなほうです、人を撮るのは。


藤田
これは?風景ですか?

鈴木
風景も撮ります、普通に撮るようなんじゃないようなのですけど。
写真を始めたときに、普通にプリント屋さんに出してたんですけど、写ってないものは焼いてくれないんです。
焼いてくれないほうが、私が見たかった写真だったんです。
ブレ、ボケみたいな、構図もめちゃくちゃ、みたいな。
それを見て、私が撮りたいのってこういう感じなんだな、普通に撮るのとは違うんだ
なと思いました。


藤田
この展示されてるのは、ポラロイド写真ですか?

鈴木
いえ、それはAPSです。パノラマ写真を、ぱらぱらマンガのように作ってるんです。


藤田
いろいろあるんですね。
今、自分で焼くのもされてるんですか?

鈴木
あ、いや、焼いてないんです。


藤田
でもこういうの焼いてくれるんですか?

鈴木
いちおう全コマプリントしてくださいって言えば。


 
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鈴木奈緒(すずきなお)
1976   神奈川県生まれ
1998   玉川大学文学部芸術学科美術油絵専攻 卒業
1999   玉川大学文学部芸術学科芸術専攻科油絵専攻 卒業

主な展覧会歴
1999   「work」グループ展、油画作品(ギャラリープロモアルテ/東京)
2000   「ZERO HOUR」グループ展、立体作品(ギャラリークラフトスペース/東京)
2001   「横浜イースタンラリーアート」インスタレーション作品(スタジオビッグアート/神奈川)
「7imagery」グループ展、立体作品(ギャラリー ル・デコ/東京)
2002   「SILENT SPEAKER」コバヤシ麻衣子との二人展、写真作品(表参道画廊/東京)
「real touch」個展、写真作品(関内アカデミーギャラリー/神奈川)
2003   「INSTANTIATE」個展、ビデオインスタレーション作品(表参道画廊/東京)
「soundscreen#1」サウンド&ビデオイベント、ビデオ作品(ファイドロスカフェ/東京)
2006   「3+5+6+8」個展、写真作品(表参道画廊/東京)
「そこにみえる・そこでみえない」高橋昇との二人写真展(ヨコハマポートサイドギャラリー/横浜)
2007   「東京写真月間2007」個展、写真作品(表参道画廊/東京)
他、アート・バイ・ゼロックス主催の所蔵作品展やアートオークション展に出品したり、ミュージシャンに映像を提供したりなどもしています。
 
 



 

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