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わたしのまちのアート


埼玉県
浦和といったら”うなぎ”でしょう
TEXT 菅原義之

 私はさいたま市浦和区在住。今回のタイトルを考えて愕然、「いかに自分が、自分の町を知らなかったか」でした。そんなことで、ご紹介できるのは、次の2美術館だけ。私の町には幸いなことに次の2つの美術館があり、どちらも魅力的な美術館です。


埼玉県立近代美術館ニュース「ソカロ」
埼玉県立近代美術館
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
http://www.momas.jp


 埼玉県立近代美術館には、企画展示室(2階)と常設展示室(1階)とがあります。企画展示室では年に5回の企画展が開催されます。常設展示室は、主として美術館所蔵品展(年4回展示変えあり)中心ですが、最近はそのほかの作品も交えて展示。意欲的な広がりを示しています。北浦和公園内の非常に環境のいいところにあります。


うらわ美術館ニュース
うらわ美術館
さいたま市浦和区仲町2-5-1
http://www.uam.urawa.saitama.jp/


 うらわ美術館は、2004年に5周年を迎えた新しい美術館です。5周年記念事業では「フルクサス展」を開催しました。また、「本のアート」の美術館としても知られています。
浦和の中心部にある浦和センチュリー・シティ3階にあります。便利なところです。
 以上は浦和区内ですが、少し範囲を広げると、埼玉県立博物館(大宮区)、ジョンレノン・ミュウジアム(中央区)、チョット遠くなりますが、”原爆の図”で有名な丸木美術館(東松山市)などがあります。
 さいたま市は旧浦和市、大宮市、与野市、岩槻市が合併したまちで、人口は現在約120万人。
 浦和は昔、中仙道の宿場町だったんですが、今はその痕跡がほとんど見られません。名残といえば、その中山道沿いが町の中心部だということでしょう。町のあちこちにはうなぎの有名なお店があります。当時は浦和の周辺部からうなぎがたくさん取れたんでしょうね。浦和に来られたときにはぜひトライしてください。
   


著者プロフィールや、近況など。

菅原義之(すがわらよしゆき)

1934年生、中大法卒、生命保険会社勤務、退職後埼玉県立近代美術館にてボランティア活動としてサポーター(常設展示室作品ガイド)を行う。

・アートに入った理由
リトグラフ購入が契機、その後現代美術にも関心を持つ。

・好きな作家5人ほど
作品が好きというより、興味ある作家。
クールベ、マネ、セザンヌ、ピカソ、デュシャン、ポロック、ウォーホルなど。





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