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Kill Your Television「Not Available On Print Date」

a)
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d)
a)「The Game Boy」
プレイヤーがサイコロを回すと、それにゲームボーイが即座に反応してパフォーマンスをするというインタラクティブな作品
b)ダムタイプ砂山典子
c)「Ground Zero」
国籍の違う今回のメイン・パフォーマー3人による、互いの文化的背景を交差させたダンス作品
d)「Birth of Venus」
ルネサンスの画家ボッティツェリの絵画にちなんだ「誕生・美・愛」をセレブレーションしたパフォーマンス
c)

多重世界を見た日
TEXT 池永晶子

9月17日から11月27日まで福岡アジア美術館で開催されていた、第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005。
最後のとっておきのお楽しみとして11月26日、27日とシンガポールのパフォーマンスユニットKill Your Television(以下KYTV)の公演が行われた。両日とも超満員のあじびホール。
私達は、息をのみながらその素晴らしいパフォーマンスを堪能した。

今回の公演「Not Available On Print Date(記載日付・使用不可)」は、「セレブレーション=祝う、祝福する」という言葉をキーワードにした6つのパフォーマンスで構成されている。

本来、この6つのパフォーマンスには、KYTV側が考える“上演順番”が存在するのであるが、今回の福岡公演では、なんとその場で観客が“上演順番”を決定し上演、という手法をとった(※)。
その場で順番を決定、と言っても、それはパフォーマー、裏方にとっては非常に過酷な状況である。(例えば、順序次第では衣装を着替える暇さえない。)それをあえておこなうというのである。

この事は想像以上に、公演にエキサイティングでスリリングな面を与えたように思う。このインタラクティブな手法は、私達観客の興味をよりひく結果となったといえるだろう。

パフォーマンスにはKYTVのメンバーの他に、インドネシアの女優チトラ・プラティウィ、ダムタイプの砂山典子、地元福岡のサウンド・アーティストの松尾謙二郎、そのほか地元ダンサーや役者が参加。
彼らから生み出される、映像・音楽・生身の人間が連鎖した強い力に魅了され続けた1時間であった。

全く異なるバックグラウンドを持つ者達が、共存しているという事実を目の前に突きつけられ、驚くと同時に何かとてつもない可能性を感じた。
まさに、今回のトリエンナーレのテーマ「多重世界―Parallel Realities: Asian Art Now」を見た瞬間だったといえるだろう。

(※:簡単に6つのパフォーマンス内容を説明したのち、それぞれ天井部に設置されたマイクで歓声や拍手の大きさを測定。その値が大きいパフォーマンスから順に上演していく。)

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g)
d)「The Triumph of Time」
ダンサーの描く光の軌跡が、リアルタイムで映像に変換されていく作品
e)「To Sleep near the Sky」
パフォーマーの発する声の振動が、音と映像に増幅されていくサウンド・パフォーマンス
f)KYTVディレクター、チョイ・カ・ファイ
g)KYTVパフォーマー、リズマン・プートラ(「The Triumph of Time」より)



福岡トリエンナーレ〜クロージングイベント
Kill Your Television「Not Available On Print Date」


福岡アジア美術館
2005年11月26・
27日(日)

 
著者プロフィールや、近況など。

池永晶子(いけながあきこ)

1984年生まれ。
佐賀に住む現代アート好きの大学生。
出没場所・・・福岡アジア美術館




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