個人的な「ジョシ・美」日記
10/17から10/22まで、福岡市・須崎のart space tetra(以下「テトラ」)を会場に、「第1回ジョシ・美展」が開催された。
この企画者は「オハツ企画」である。これは「ミュージアム・シティ・プロジェクト」(以下MCP)(注1)で事務局長として才腕をふるってきた宮本初音さんが個人として立ち上げたもので、本展はこの初企画となった。
女性アーティストが出産などで活動休止後、制作・発表を再開しようにもなかなかその場を得られないことに対して活動の場をつくろうとしたこと、すばらしいアーティストが同じ都市に住んでいても世代が違うとそれを知らなかったりすることに対して世代をつなぐ意図があったこと等、目的はあったしその位置づけなどについても書きたいところだが、今回は参加できなかった方のために、体験したことのレポートを書こうと思う。
※この展覧会では男性は女性名で参加、女性でも今回用のアーティスト名をつけて参加して良いことになっていて、文中ではそれらの女性名で記載しています。
(注1)MCP;
福岡市の街中あるいは郊外の、美術館ではない空間での美術展を繰り広げてきた非営利団体。
http://www.ne.jp/asahi/mcp/fukuoka/
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